
新型コロナウィルスは世界中で猛威を振るい、私たちの生活は一変しました。これまで当たり前だった働き方や生活様式が見直され、常識が変わりつつあります。例えばお客様との打合せ。対面が当たり前でしたが、今はオンライン会議が主流となっています。テレワークも導入され、会社で仕事をすることが当たり前ではなくなりました。便利になったこともあれば不便になったこともあります。社員同士で開催していた飲み二ケーションは控えることとなり、社員間のコミュニケーションは以前と比較して希薄になっている気がします。他にもイベント(慰安旅行や運動会、忘新年会)も開催できなくなり、一人ひとりが何かしらの我慢を続けています。
そんな中、コロナに罹患した患者さんに最前線で対応されている医師や看護師の方々は、私たち以上に辛い環境に立たされているとニュースで耳にします。看護師の方やそのご家族に心ない言葉がかけられたり、医療従事者への偏見があったり。私たちの生活は医療従事者の方々によって安全に暮らすことができているはずなのですが、とても残念なことです。私たちにできることは黙食やマスク会食など限られていますが、一人ひとりができることをやるしかありません。今一度「手洗い」「咳エチケット」「人混みを避ける」など、自分のためだけではなく周りの人のためにも実践することが大切ですね。
今回、医療従事者の勤務環境の改善に役立てていただきたいということで、福井県の「心をひとつに ふくい応援」基金に寄付を行いました。社内でも各事業所に募金箱を設置し、社員の皆さんから支援を募りました。そして加賀市と羽咋市にも同様に寄付をしています。
現在はワクチン接種も進んできました。当社も株式会社エイチアンドエフ様(あわら市)と合同で職域接種を行っています。コロナ禍の最前線で奮闘してくださっている医療従事者の方、またその他のところでも尽力してくださっている方には感謝でいっぱいです。秋頃にはもう少し状況が良くなっているといいですね。1日も早い収束と明るい未来を信じて、みんなの力を合わせてこの状況を乗り越えていきたいです。