20秒で知る「入社の決め手」
学生の時に、社会に役立つ仕事をしたいと考えていくなかで、日常の暮らしに欠かすことのできないものづくりをしている会社に興味を持ちました。面接の時にどんな仕事がしたいかと聞かれて、「現場に行きたいです!機械を触ったり、製品を見たり、とにかく何でもやりたいです!」と答えたら、「君はうちの会社に向いているね」と言われたことを覚えています。持ち前の好奇心の強さや、壁にぶつかっても決して諦めないしぶとさは、きっとこの会社で活かせると思い入社を決意。幅広いフィールドでチャレンジできる環境は、まさに私にとってぴったりの場でした。
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熱意とチームワークで難しい案件を乗り越える
これは入社1年目のエピソードですが、難しい機械の改造を任されたときに、何社も協力会社に相談しましたが、対応できないと断られ途方に暮れていました。
そんな時に社内の金型部門の人たちが私の困っている様子を見て、「すごく頑張っているから、手伝うよ!」と部品製作に協力してくれて、製造現場の人たちも夜遅くまで作業を手伝ってくれたことがありました。おかげで無事にお客さまへ納品できたことも嬉しかったですが、改めて仲間を大切にする人や、熱い想いを持った人たちに囲まれて働けていることに感動しました。
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会社全体が「よし、やってみよう!」のチャレンジ精神
福井鋲螺は、自動車や家電、医療関連の部品を製造しており、日本だけでなくヨーロッパやアメリカなど、世界中に取引先があります。そのため技術的に難しい案件も多く、お客さまの製品仕様や品質要求に応えることは大変ですが、ルーティンワークがない分、常に新しいテーマにチャレンジできるので、いつもワクワクしています。
何より社員の意見を「よし、やってみよう!」と取り入れてくれるのが福井鋲螺の基本精神です。例えば、社長を交えた座談会の場で、「部署ごとで飲み会をする時に、会社から補助金を出して欲しいです!」と提案しました。すると、3ヶ月後には補助制度がスタートしたので、会社の柔軟性と行動力に驚かされました。こういったコミュニケーションの場を会社が用意してくれることで、社員同士の信頼関係を深めることができ、情報共有や社内での交渉がスムーズになったと感じています。
以前は小さい部品を中心に作っていましたが、2008年のリーマンショック以降、マーケットを拡げるため、大型部品も製造できるよう設備投資や人的投資を積極的に行いました。 景気が後退すれば事業規模を縮小すると考えがちですが、福井鋲螺は常に挑戦する方に舵を取る会社です。将来的には航空宇宙産業への参入も目指しているなど、社長の攻めの姿勢と社員のチャレンジ精神があれば、今後も様々なイノベーションが起こせると私は思っています。
※社員の所属部署、業務内容は取材当時のものです。