20秒で知る「入社の決め手」
就職活動では、留学で培った語学力や国際感覚を活かせるメーカーを志望していたので、世界各地に販路をもっている福井鋲螺であれば、地方にいてもグローバルな仕事に携わることができると思ったのが入社のきっかけでした。また、金属加工部品はこの先も社会に必要とされる商材であり、安定性と将来性の高い事業を展開していることにも惹かれ、この会社を選びました。
さらに30秒で魅力を知る
若くてもやる気次第で、色々な挑戦ができる
最初に配属となった国際営業部門では、輸出入に関してのアシスタント業務を担当しました。また、契約書の翻訳や展示会へ同行するなど、海外のお客さまと社内スタッフとの間に入り、スムーズにやり取りができるよう調整する業務も行っていました。
ただ、当時の私は「もっと成長したい!」という気持ちが強かったので、営業の通訳要員として同行したいと自ら申し出て、価格交渉や資料作りといった仕事にも幅広く携わらせてもらいました。ここでの貴重な経験は、今の私のキャリアに大きく繋がっているので、チャレンジさせてくれた当時の上司や会社には本当に感謝しています。
50秒でもっと深掘り!
日本とは異なる文化の中での業務経験で、成長を実感
製造業の会社には独特の専門用語があるため、相手の国ではどういう言葉を使っているのかをひたすら調べ、わかりやすい表現で翻訳するのに毎回苦労していました。また、お客さまからは海外特有のストレートな表現で要求されることも多く、文化の違いで営業や現場と摩擦がおこらないよう伝え方を工夫しましたが、それでもトラブルが発生することはありました。
そんな時は上司から、現場に行って交渉をするように、とよく言われたのを覚えています。業務内容を理解していないと、専門的な内容をどのように英語で表現したらよいかわからない事も多かったので、これら一つひとつの経験や現場でスタッフから直接聞く話はとても勉強になりました。そして、次に所属した開発部国際支援チームの時にもその知識はすごく役立ちました。
現在は生産管理チームに所属しており、海外顧客の在庫管理や品質トラブルへの対応・新規案件に関してのスケジューリングなどをおこなっています。新しい仕事を覚えたり、後輩を育てる立場となり、毎日学ぶことが多くて大変ですが、私自身が上司にしてもらったように、やりたい事に挑戦し、思いっきり仕事に取り組めるような職場づくりをしていきたいと思っています。
※社員の所属部署、業務内容は取材当時のものです。